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  • Yasuhiro Koma

畑岡奈紗

プロ入り前の経歴

畑岡奈紗(なさ)プロは、1999年1月に茨城県に生まれました。

11歳の時に、お母さんが宍戸カントリークラブに勤務していたためゴルフをはじめます。他のプロと比べると、比較的遅い時期に始めたといえますね。しかし、活躍するまでに長い時間はかかりませんでした。

2014年には「日本ジュニアゴルフ選手権競技」では2位。その時の優勝は、同年齢の勝みなみさんでした。

2015年には、ナショラルチームに選ばれ、「IMGアカデミー世界ジュニアゴルフ選手権」で個人と団体で優勝します。さらに、その年の10月には、「樋口久子Pontaレディス」で7位となります。このとき、マンデーで勝ち上がりツアーに出場し、初日にトップに立ちました。このアマチュア初出場の同ツアーで首位発信は史上初でした。また、7位はローアマチュア。記録と記憶を残す活躍が始まりました。

2016年には、「IMGアカデミー世界ジュニアゴルフ選手権」で2年連続の個人と団体で優勝。そして、10月の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」ではなんと優勝を果たすのです。最終日には4打差の5位でしたが、見事な逆転優勝。同ツアーのアマチュア優勝は史上初、このとき17歳263日だったのですが、最年少優勝記録を大幅に更新しました。なお、以前は宮里藍さんの20歳105日でしたので、畑岡選手の記録の凄さがわかってもらえるかと思います。

この年にプロ入りを宣言しますが、これも史上最年少でした。


プロ入り後の経歴

2016年プロ入り後の12月、USLPGA(アメリカの試合)のツアーファイナルQT(クオリファイングトーナメンター)で14位となり、翌シーズンの同ツアー出場権を果たします。これも、日本人最年少でした。

2017年はUSLPGAをメインに出場をしていましたが、一時帰国した出場した「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナンメント」で優勝を果たします。プロ入り初の優勝で、ツアー優勝としては2勝目でした。さらに、翌週の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」も優勝。大会2連覇で、2位に8打差をつけるトータル20アンダーの圧勝でした。


2018年は、USLPGAツアーでのメジャー大会である「全米女子オープン」で10位になります。日本人初の10代でのトップ10入りでした。そして、「ウェルマートNWアーカンソー選手権」でUSLPGAでの初優勝を飾ります。19歳162日での優勝でしたが、これも日本人最年少記録。また、大会レコードの21アンダーでの完勝でした。翌週のメジャー大会「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」ではおしくもプレーオフで破れ2位でした。その後、一時帰国してのぞんだ「日本女子オープンゴルフ選手権競技」では3連覇を目指しましたが、惜しくも2位でした。しかし、11月に行われたUSLPGA・JLPGA共催の「TOTOジャパンクラシック」で優勝を果たします。最終日の大逆転劇で、USLPGAでの2勝目となりました。

2019年には、USLPGA「起亜クラシック」で優勝、同ツアー3勝目です。一時帰国してのぞんだ「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で優勝を大会レコードとなる18アンダーで飾りました。このとき、生涯獲得賞金1億円を超え、これも日本人史上最速でした。10月には「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で優勝します。同一年度での日本タイトル2冠は樋口久子プロ以来の快挙でした。この直後に世界ランクで3位になりました。

2020年からコロナの影響で試合が激減します。日本での好成績は「TOTOジャパンクラシック」の3位のみでした。

2021年には、「全米女子オープン」で2位に。そして、「マラソンLPGAクラシックプレゼンテッドby Dana」と「ウォルマットNWアーカンサスチャンピオンシップ プレゼンテッド by P&G」で優勝を果たし、USLPGA5勝となりました。この年に開かれた「2020東京オリンピックゴルフ競技女子」では9位だったのを覚えている人も多いことでしょう。

2022年には、「DIO IMPLANT LA オープン」で優勝、USLPGA6勝目を果たします。「全米女子プロ」では5位でした。


特徴

畑岡プロは1998年生まれの勝みなみプロや渋野日向子プロなどと「黄金世代」と言われます。その中でも、史上初や史上最年少の記録をかずかず打ち立て、世界へいち早く飛び出し活躍しているのが、畑岡プロです。

日本歴代3位のUSLPGAの勝利数となっているのは、ゴルフの技術だけでなく、体力、精神力もすぐれているのは言うまでもないでしょう。特に精神力の強さはアメリカのプロからも一目置かれるほどと言われています。

身長は158cmですが、260ヤードを超えるドライバーショット、高い弾道のアイアンショットを武器としています。さらに、その精度が卓越しています。

これは、強靭な体力・筋力があってのものです。スイング中の膝の高さは変わらず、体の顔と位置が変わらないことが大きな要因です。トップの位置は比較的コンパクトで、肩から骨盤のねじりを最大限にいかしています。さらに、スイング軌道、テンポが一定なのも特徴であり、強みです。強靭な全身の筋力だけでなく、精神力があってのもので、日頃からの鍛錬とゴルフに対する強い気持ちがあってのものと言えます。

18歳という若さでアメリカに行き、世界を目指す畑岡プロ。名前の「なさ」はあのNASAからつけたものだそうです。メジャー優勝して、世界ナンバーワンのゴルファーになる日を期待しましょう。

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