ラグビー日本代表が世界の強豪国と激闘を繰り広げて、世界中に驚きと感動を与えた2019年ラグビーワールドカップから4年経ち、2023年9月からフランス大会が開催されます。
フランスの地で強豪国と戦う日本代表について紹介をいたします。
ラグビー日本代表の今後のスケジュールは9月のワールドカップに向けて6月から合宿を行い、
7月8月にニュージーランド代表と2戦、サモア代表・トンガ代表フィジー代表と1戦ずつ、イタリア代表と1戦して、フランスでのワールドカップ本番を迎えます。
<日本代表>※計36名
■FW:19名
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稲垣 啓太
埼玉パナソニックワイルドナイツ/関東学院大学
186cm/116kg
1990/6/2 45caps
クレイグ・ミラー
埼玉パナソニックワイルドナイツ/オタゴ大学[NZL]
186cm/116kg
1990/10/29 9caps
シオネ・ハラシリ
横浜キヤノンイーグルス/日本大学
180cm/120kg
1999/10/15 0cap
具智元
コベルコ神戸スティーラーズ/拓殖大学
183cm/117kg
1994/7/20 21caps
垣永 真之介
東京サントリーサンゴリアス/早稲田大学
180cm/115kg
1991/12/19 11caps
ヴァル アサエリ愛
埼玉パナソニックワイルドナイツ/埼玉工業大学
187cm/115kg
1989/5/7 23caps
HO
堀江 翔太
埼玉パナソニックワイルドナイツ/帝京大学
180cm/104kg
1986/1/21 68caps
坂手 淳史
埼玉パナソニックワイルドナイツ/帝京大学
180cm/104kg
1993/6/21 33caps
堀越 康介
東京サントリーサンゴリアス/帝京大学
175cm/100kg
1995/6/2 7caps
LO
ジェームス・ムーア
浦安D-Rocks/ブリスベンステート高校[AUS]
195cm/110kg
1993/6/11 13caps
ヘル ウヴェ
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/拓殖大学
193cm/120kg
1990/7/12 16caps
サウマキ アマナキ
コベルコ神戸スティーラーズ/トゥポウカレッジ
189cm/108kg
1997/3/8 0cap
ワーナー・ディアンズ
東芝ブレイブルーパス東京/流通経済大学付属柏高校
201cm/117kg
2002/4/11 7caps
LO/FL
アマト・ファカタヴァ
リコーブラックラムズ東京/大東文化大学
Daito Bunka Univ.
195cm/118kg
1994/12/7 0cap
ジャック・コーネルセン
埼玉パナソニックワイルドナイツ/クインズランド大学[AUS]
195cm/110kg
1994/10/13 12caps
FL
福井 翔大
埼玉パナソニックワイルドナイツ/東福岡高校
186cm/101kg
1999/9/28 0cap
姫野 和樹
トヨタヴェルブリッツ/帝京大学
187cm/108kg
1994/7/27 25caps
リーチ マイケル
東芝ブレイブルーパス東京/東海大学
189cm/113kg
1988/10/7 78caps
No.8
ファウルア・マキシ
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/天理大学
187cm/112kg
1997/1/20 5caps
■BK:17名
SH
齋藤 直人
東京サントリーサンゴリアス/早稲田大学
165cm/73kg
1997/8/26 11caps
流 大
東京サントリーサンゴリアス/帝京大学
166cm/75kg
1992/9/4 30caps
福田 健太
トヨタヴェルブリッツ/明治大学
173cm/80kg
1996/12/19 0cap
SO
李 承信
コベルコ神戸スティーラーズ/大阪朝鮮高級学校
176cm/85kg
2001/1/13 6caps
松田 力也
埼玉パナソニックワイルドナイツ/帝京大学
181cm/92kg
1994/5/3 29caps
CTB
ニコラス・マクカラン
東芝ブレイブルーパス東京/帝京大学
188cm/93kg
1996/6/13 0cap
中村 亮土
東京サントリーサンゴリアス/帝京大学
182cm/92kg
1991/6/3 33caps
長田 智希
埼玉パナソニックワイルドナイツ/早稲田大学
179cm/kg90
1999/11/25 0cap
中野 将伍
東京サントリーサンゴリアス/早稲田大学
186cm/98kg
1997/6/11 6caps
ディラン・ライリー
埼玉パナソニックワイルドナイツ/ボンド大学[AUS]
187cm/102kg
1997/5/2 10caps
WTB
シオサイア・フィフィタ
花園近鉄ライナーズ/天理大学
187cm/105kg
1998/12/20 12caps
木田 晴斗
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/立命館大学
176cm/90kg
1999/4/9 0cap
セミシ・マシレワ
花園近鉄ライナーズ/フィールディング高校[NZL]
181cm/93kg
1992/6/9 2caps
ジョネ・ナイカブラ
東芝ブレイブルーパス東京/摂南大学
177cm/95kg
1994/4/12 0cap
FB/WTB
松島 幸太朗
東京サントリーサンゴリアス/桐蔭学園高校
178cm/88kg
1993/2/26 47caps
FB/SO
山中 亮平
コベルコ神戸スティーラーズ/早稲田大学
188cm/98kg
1988/6/22 27caps
小倉 順平
横浜キヤノンイーグルス/早稲田大学
172cm/82kg
1992/7/11 4caps
<日本代表候補>※計10名
■FW:7名
PR
小林 賢太
東京サントリーサンゴリアス/早稲田大学
181cm/112kg
1999/6/2 0cap
伊藤 平一郎
静岡ブルーレヴズ/早稲田大学
175cm/115kg
1990/10/5 6caps
HO
中村 駿太
東京サントリーサンゴリアス/明治大学
176cm/98kg
1994/2/28 0cap
FL
ピーター・ラブスカフニ
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/フリーステート大学[RSA]
189cm/106kg
1989/1/11 15caps
下川 甲嗣
東京サントリーサンゴリアス/早稲田大学
188cm/105kg
1999/1/17 1cap
ベン・ガンター
埼玉パナソニックワイルドナイツ/ブリスベンボーイズカレッジ[AUS]
195cm/120kg
1997/10/24 5caps
テビタ・タタフ
東京サントリーサンゴリアス/東海大学
183cm/124kg
1996/1/2 15caps
■BK:3名
SH
茂野 海人
トヨタヴェルブリッツ/大東文化大学
170cm/75kg
1990/11/21 16caps
WTB
高橋 汰地
トヨタヴェルブリッツ/明治大学
180cm/91kg
1996/6/24 1cap
WTB
レメキ ロマノ ラヴァ
NECグリーンロケッツ東葛/ランコーン高校[AUS]
178cm/96kg
1989/1/20 16caps
以上46名が日本代表として合宿に参加するメンバーになります。日本代表候補の10名は代表選手に怪我やアクシデントが起きた際に召集される可能性が高いメンバーです。
この中で各ポジションの注目選手を紹介します!
プロップ/稲垣啓太
稲垣選手はフッカーの堀江翔太選手と並んで日本代表フロントローの顔と言っても過言ではない存在。日本代表のフォワードは世界の強豪国と比べても体格で劣るとされていますが、日本のスクラムは「姿勢の低さ」「団結力(力を入れるタイミングが揃っている)」とされていて、世界トップクラスの強さを誇ります。
そのスクラムの中心となるのが稲垣選手です。「笑わない男」というキャラクターが先行してテレビなどのメディアでは扱われていますが、日本代表の文字通り最前線に立って戦ってきた稲垣選手のスクラムの技術、攻守におけるハードワークはフランスW杯でも要注目です!
フッカー/堀江翔太
ドレッドヘアが特徴の堀江翔太選手。日本代表の中でも目をひくルックスをしていますが、特筆すべきはオフロードパスのセンスです。タックルを受けて倒れながら味方選手にパスを出すオフロードパスは、流れるようにオフェンスを展開していく日本代表のラグビーに必須な技術。
37歳のベテランの技術を得点に絡む要所で見せてくれることを期待しましょう!
ロック/ワーナー・ディアンズ
代表キャップ数は7と若いですが、次世代の日本代表のセカンドローを支える期待の選手です。
高い突破力を持つランで攻撃の起点になってくれることが期待されます!
バックロー/姫野和樹
姫野選手は日本が誇る世界トップクラスのフランカー。タックル回数、タックルの精度はもちろんのこと、相手選手からボールを奪うジャッカルの技術、ランの突破力と、類まれなパワーを持った選手です。
その能力は2021年にハイランダーズの一員として参加したスーパーラグビーアオテアロアでも証明済み。前回大会に引き続き更なる活躍を見せてくれるでしょう!
スクラムハーフ/齋藤直人
日本代表としての実績は流選手が上ですが、卓越したゲームセンスを持つ齋藤選手による素早いゲームメイクに期待したいです
スタンドオフ/李 承信
帝京大学を中退してトップリーグの神戸製鋼に入団した李 承信選手。攻撃的にバックスを展開させるゲームメイクをフランスで見せてくれるのが楽しみです
センター/中村亮土
前回ワールドカップで安定したパフォーマンスを披露した中村選手。確実に相手を止めるタックルの技術はもちろん、パスやキックのスキルは4年前からさらに向上していて、バックスの中心として安定した活躍に注目です!
ウィング・フルバック/松島幸太郎
日本が世界に誇るバックス、松島幸太郎。スーパーラグビー、フランスTOP14の名門クレルモン・オーヴェルニュ、トップリーグ・リーグワンで、世界屈指のランからトライを量産するトライゲッターです。
2歩目、3歩目でトップスピードに乗る加速力、スピードと勢いを殺さずに相手を翻弄するステップ、一発のタックルでは倒されない驚異的なボディバランス、オフザボールの動きも抜群に良く、トライへと繋げるポジショニングは一級品です。
日本代表の特徴
体格がものを言うラグビーにおいて、日本代表が世界の強豪国と比べて体格に劣ることは事実です。しかし、ラグビーでは体格の優位をひっくり返す要素は”どれだけハードワーク”をするか、”どれだけ連携の取れたプレーを行えるか”と言う点です。
オフェンスでは、タックルされてもどれだけ早く立ち上がり攻撃に参加できるか
ディフェンスでは、ボールを持った相手にどれだけ強いタックルが出来るか、自分よりも大きな選手でもタックルを仕掛けてコンマ1秒でも相手の動きを止められるか
80分間絶え間なく攻撃を仕掛けて、相手の攻撃を抑え込めるか、シンプルながらこの2点が重要になります。
現在の日本のラグビーはニュージーランド代表のような、流れるようにパスとランを繋いで一気呵成にトライを奪うスピーディーな展開を得意としています。このラグビーを成功させるためには、15人の選手がそれぞれどう動くべきかを反射的に感じ取って動く必要があります。
2019年W杯で見せた日本のラグビーは、4年をかけてさらに進化して、またも世界をアッと驚かしてくれることでしょう!
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