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ラグビー オーストラリア代表

Yasuhiro Koma

過去W杯ではニュージーランド、南アフリカの3回優勝に次いで2回優勝成し遂げている、南半球の強豪国の一つ、オーストラリア代表、愛称ワラビーズ。

2022年のザ・ラグビーチャンピオンシップで南アフリカに負けたことでオーストラリア史上最低ランクとなる世界ランキング8位まで転落してしまったワラビーズですが、2023年にエディー・ジョーンズがヘッドコーチに就任しました。



エディー・ジョーンズといえば、2001年にオーストラリア代表ヘッドコーチになって2003年W杯決勝まで進出させ、2007年W杯では南アフリカ代表スタッフに就任して南アフリカを優勝させ、2015年W杯で日本代表を率いて南アフリカ相手にスポーツ史上最高の番狂せを演じ、2019年W杯では前回プール戦で敗退したイングランドを準優勝まで導いた名監督。

2023年W杯まであと数ヶ月といった直前に就任したエディーが実力、経験豊かなオーストラリアをどこまで作り上げることが出来るのか、次回W杯ではどんなに強いチームを作っていくのか、今後のオーストラリアは要注目です。

そんなオーストラリアのW杯直前合宿メンバー33名が発表されました。このメンバーが代表メンバーに直結する可能性が高いです。

オーストラリア代表は、7月からニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチンとのザ・ラグビーチャンピオンシップ、ニュージーランドとフランスとのテストマッチを行なって、9月10日のW杯初戦ジョージア戦を迎えます。



FW

PR 

アラン・アラアラトワ

ブランビーズ / Ashfield Boys High School & Newington College

182cm / 120kg

1994/1/28 64caps


ブレイク・スクープ

ブランビーズ / Nudgee College

180cm / 110kg

0cap


ジェームズ・スリッパー

ブランビーズ / The Southport School

185cm / 117kg

1989/6/06 127caps


ポネ・ファアマウシリ

レベルズ / Dandenong High School

196cm / 130kg

1997/2/26 3caps


トム・ロバートソン

フォース / St. Joseph’s College, Hunters Hill

180cm / 113kg

1994/8/28 31caps



HO 

デイビッド・ポレッキー

ワラターズ / Redlands, Sydney Church of England Co-educational Grammar School, Sydney

180cm / 105kg

1992/10/23 10caps


ジョーダン・ウエレセ

レベルズ / St. Kevin’s College, Melbourne

189cm / 116kg

1997/1/24 15caps


ラクラン・ロナーガン

ブランビーズ / Trinity Christian College, ACT

180cm / 101kg

1999/10/11 8caps



LO 

ニック・フロスト

ブランビーズ / Knox Grammar Sch

205cm / 118kg

1999/10/10 9caps


ケイデン・ネビル

ブランビーズ / Manly High School

202cm / 120kg

1988/11/09 8caps


ダーシー・スウェイン

ブランビーズ / Trinity Anglican School, Cairns & Brisbane Boys’ College

200cm / 113kg

1997/7/05 17capa



FL/No.8

ネッド・ハニガン

ワラターズ / St. Joseph’s College, Hunters Hill

192cm / 110.5kg

1995/4/11 28capa


ジェド・ホロウェイ

ワラターズ / Waverley College & McAuley Catholic College, Grafton, NSW

196cm / 112.6kg

1992/11/2 10caps


ロブ・バレティニ

ブランビーズ / Westall Secondary College, Clayton South, VIC

193cm / 113kg

1998/9/03 30caps


マイケル・フーパー

ワラターズ / St Pius X College

182cm / 96.3kg

1991/10/29 124caps


フレイザー・マクライト

レッズ / Brisbane Grammar School

184cm / 102kg

1999/2/19 10caps


ブラッド・ウィルキン

レベルズ / Iona College, QLD

187cm / 104kg

1995/12/8 0caps


ピート・サム

ブランビーズ / Cranbourne Secondary College, Melbourne

185cm / 102kg

1991/12/17 32caps


ランギ・グリーソン

ワラターズ / St Augustine’s College, Brookvale & Cromer High School

188cm / 111.6kg

2001/7/21 3caps



BK

SH

ニック・ホワイト

ブランビーズ / St. Gregory’s College, Campbelltown, NSW; All Saints College, St. Peter’s Campus, Maitland

175cm / 82kg

1990/6/13 59caps


ライアン・ロナーガン

ブランビーズ / Trinity Christian College, ACT

184cm 80kg

1998/4/06 0caps



SO

ベン・ドナルドソン

ワラターズ / Waverley College

183cm / 87kg

1999/4/04 2caps


カーター・ゴードン

レベルズ / Brisbane Boys’ College

189cm / 93kg

2001/1/29 0cap



CTB

ララカイ・フォケティ

ワラターズ / Balgowlah Boys’ High School & The King’s School

186cm / 96.8kg

1994/12/22 5caps


レン・イキタウ

ブランビーズ / Brisbane Boys’ College

180cm / 90kg

1998/10/11 26caps


ジョシュ・フック

レッズ / St Joseph’s Nudgee College

186cm / 89kg

2001/9/22 0cap



WTB/FB

マーク・ナワカニタワゼ

ワラターズ / St Patrick’s College, Strathfield

191cm / 100.6kg

2000/10/11 3caps


アンドリュー・ケラウェイ

レベルズ / The Scots College

183cm / 94kg

1995/10/12 21caps


スリ・ヴニヴァル

レッズ / Saint Kentigern College, Auckland

182cm / 120kg

1995/11/27 1cap


リース・ホッジ

レベルズ / Manly Selective High School

191cm / 94kg

1994/8/26 54caps


マックス・ジョーゲンセン

ワラターズ / St Joseph’s College

180.7cm / 85.3kg

2004/9/02 0cap


ジョーダン・ペタイア

レッズ / Brisbane State High School

190cm / 98kg

2000/3/14 25caps


トム・ライト

ブランビーズ / St. Joseph’s College, Hunters Hill

186cm / 98kg

1997/7/21 23caps




合宿メンバーには、日本のリーグワンで活躍しているサム・ケレビやマリカ・コロインベテといった圧倒的なバックスが呼ばれておらず、スタンドオフもベテランのバーナード・フォーリーも同じ理由で呼ばれていないため、ハーフバック団の経験不足が否めません。

どのポジションにおいても4年後の自国開催となる2027年W杯を見据えて次世代の育成を念頭においているエディー・ジョーンズの思惑が見て取れますので、代表キャップ数の少ない選手の成長が楽しみです。

そして、この33名の合宿メンバーに限って注目する選手といえば、

プロップのアラン・アラアラトワ、フランカーの生きるレジェンド、マイケル・フーパー、そして前回W杯で代表デビューしたユーティリティバックスのジョーダン・ペタイア。

アラアラトワはサモアにルーツを持ち、父親は元サモア代表、兄のマイケル・アラアラトワはスーパーラグビーの強豪チームクルセイダーズでプロップで活躍していました。

アラン・アラアラトワは力強い選手が揃っているプロップというポジションの中でも特に力が強く、強力なタックルやラックを打ち壊すようなハードなコンタクトが特徴で、スクラムでも無類の力を発揮する選手です。

マイケル・フーパーは31歳の若さで既にオーストラリア代表として124試合に出場している鉄人のような選手です。ラグビーは競技の性質上フィジカルコンタクトが多く、トップレベルになればなるほどフィジカルコンタクトの強さは上がっていきます。そして、ピッチ上を縦横無尽に走り回って果敢にタックルを仕掛けるフランカーというハードなポジションで、10年以上に渡って活躍する姿は世界中から尊敬される選手です。

豊富な運動量と正確かつ強力なタックルはフランカーの教科書のようなプレーです!


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